ずっと運だけでいいのに。

天鳳ID:太くないお(5代目ヨンマ天鳳位) 藤井聡太(サンマ天鳳位) 計算機自然(鳳東九段)

鳳東の🐰さん配信より

 

鳳東のうさぎさんという鳳東プレイヤーがいる。

最近ブログを始めたのをご存知の方も多いだろう。

定期的にYoutubeで鳳東観戦や牌譜検討配信を行なっていて、私も頻繁に遊びにいっている。

雀力はもちろん、声が素晴らしく良い。天鳳民で1番屈託のない透き通った声をしているのではないかと思わされるくらいだ。

1年半ほど前、国家試験終了後に手応えが全くなかった私は関西にぶらり一人旅に出たのだが、その際に🐰さんがツイッターで声をかけてくれて2人でカラオケに行ったのがはじめてのリアルの出会いだ。「ちょっと可愛いっぽい、どうぶつアイコンの人と絶対に会ってはいけない」というセオリーを知らなかった私だが、🐰さんとの出会いに関してはセオリーに反してよかったと思っている。

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ただちょっと可愛いっぽい、どうぶつアイコンの人に会うときは細心の注意を払っていただきたい。

ご本人に許可を頂いたので以下🐰さんのブログと配信チャンネルのリンクをはっておきます。詳しくはこちらをチェックだ。

 

鳳東のうさぎさんのブログhttps://houtooooooon.hatenablog.com

 

鳳東のうさぎさんのyoutubeチャンネルhttps://www.youtube.com/channel/UCUa_HEC0GujSJyo0Br4hg1w

 

 

 

さて、本題にうつろう。

いつものように配信に遊びにいったところ、🐰さんの牌譜検討を行う流れとなった。

そこで1つどうしても気になる局面が現れたので記事にさせてもらうことにした。

 

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東3局。対面が白ポン打9m。

 

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巡目がすすんで上家からリーチが入った図の局面。

この局面で"中を切らないのはありえない"というコメントの流れになったのだが、どうしても腑に落ちない点がいくつかあった。

「6s切りそこまでひどいのかなぁ」という旨の不穏なコメントを一人残し、配信終了後に🐰さんに牌譜をもらって改めて考えることにした。

考えていくうちに様々な要素が詰まった深い局面であることに気がついたので思考を述べていきたい。以下に述べる思考にラグ読みは一切関わっていない。

 

①上家のリーチの違和感

7m手出し後に字牌、端牌を全てツモ切りで8m切りリーチ。8mはほぼほぼ手牌関連牌である。

 

788mから6mが埋まったケースや8mアンコからのケースが想定される。タンヤオ含みのノベタンや亜リャンメンケースも否定はできないか。

なんとなく良形率は高そうである。

良形確定の仮定の元で、上家への6sの放銃率は10%弱といったところ。

良形確定だと仮定しても、上家の残りツモ6回でのツモ率は50%もないだろうか。データに精通していないのでこの数字は自信なし。

残り巡目の少なさというのは大きなポイントの1つだろう。

 

②対面への放銃の善悪

リー僕が出て上家との点差は4800点差に。

ここで対面への2000点放銃までは局流しの価値が大きいとみた。3900点の放銃はオーラス1000点の横移動や1000-2000親被りでラスるようになるが、この局で親にあがられる確率との比較は難しいと思った。マンガン放銃は論外である。

対面の79sの切り順から36s待ちの可能性は14s,25sよりも高く見積もった。

対面がテンパイしているとするとソーズ濃厚、時点で6m先切りの47mか。それくらいにしか残っていない。

当初、対面への3900放銃がはっきりと悪とは言い切れないと見ていたため、対面に差し込み気味にシャンテンを維持する6sが悪くないように思えた。

 

③対面の打点読み

さらに考慮をすすめていくうちに、対面の9m対子落としから重要な情報が読み取れることに気づいた。対面は9mより優秀な対子を持っているのである。

9mは南家と西家に現物な上、東家も7m切りが早く安パイとしてかなり優秀な牌である。

9mより優秀な対子が何かと考えた時に字牌かドラの1sくらいしかないのである。中が対子であったときに9mが鳴ける形だったなら9mから仕掛けていそうなので、中対子は可能性が低くなってるとみると、対子候補は西か1sくらい。

なので対面のドラ対子可能性は有意に高いとみて、差し込み気味の6sはやはり悪手ではと思うようになった。

流局ケースや自分が降りた際の対面の和了率を低く見積もりすぎていたかなとは思う。

 

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実際は対面は西対子であった。

上家の8mはアンコからの切り出しで良形テンパイであった。

 

結論として一周まわって中を切った方がいいと思うようになったのだが、ラグが全く関与していない状況でも考える要素がたくさんある非常に面白い局面だと思ったので取り上げさせていただいた。

まとまりのない記事で読みにくさMAXになってしまったが、こんなこと考えながら打ってるのかと読み流す感じでお願いしたい。

実戦でもこれに近い思考を"なんとなく"で行なっている。私はこの"なんとなく"を非常に大事にしている。

卓外での詳細な検討を"なんとなく"の感覚に落とし込んでいく作業を繰り返してるといった感じだろうか。

 

 

まとめ

なんとなくちょっと可愛いっぽいどうぶつアイコンの人とは会ってはいけない気がする